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世界フェアトレード・デー
毎年5月の第2土曜日は、フェアトレード組織と生産者がフェアトレードをアピールする日「世界フェアトレードデー」。今年は5月8日で、世界各国で様々なイベントが開催されたようです。ネパールでもフェアトレード活動を実施している団体がいくつかのプログラムを催し、私も2つのプログラムに招かれました。
一つ目はシャプラニールの手工芸品購入先のひとつ、サナハスタカラが開催したもので、今年は手工芸品生産者を対象に新しいアイディアに基づいた手工芸品のコンペティション・プログラムを実施しており、その審査員も依頼されました。30ほどの作品が提出され、革新性、地域固有の技術や素材を用いているかどうか、市場可能性、価格設定の的確性、といった基準を設け、プログラムが開催される前日、3時間に及ぶ厳正な審査が行われました。
私以外には、サナハスタカラのマーケティング担当の他、他手工芸品生産団体のデザイナー、ネパール手工芸品生産者組合の輸出担当、といった人々が審査員を務め、私には外国バイヤーとしての見地からの審査を期待されたようです。私も日本にいる間、2年以上手工芸品の担当をしていましたので、期待に副える部分もあるかと思い快く引き受けたのです。
5月8日のプログラムには、作品を出品した生産者やフェアトレード関係者が集まり、受賞者への賞状および賞品の授与と、フェアトレードをアピールするスピーチなどが行われました。私もスピーチを依頼され、つたないネパール語で「(フェアトレードの大きな目的の一つでもある)生産者の生活向上を第一の目的として手工芸品販売事業を行っているが、ビジネスとしての活動だけではなく、生産者と購入者、ネパールと他の国の人々が手工芸品を通してつながりを持つことが出来るような、小さいけれども良い活動を続けて行きたい」といった内容の話をしました。
二つ目のプログラムは、ネパールでフェアトレード活動を行う団体のネットワーク組織、FTG(Fair
Trade Group-Nepal)が主催するもので、ホテルの中庭に各団体の写真展示や手工芸品生産のデモンストレーション、ビデオプログラムなどが行われました。ここにはフェアトレード団体関係者はもちろん、ジャーナリストや政府関係者、また多くの外国人も招かれ盛大な催しとなりました。
今年のフェアトレード・デーのキャッチフレーズは「Small Change, Big Difference」。小さなことが世界を変える。我々シャプラニールの活動姿勢にも通じる、良いテーマだと思いました。
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写真1
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サナハスタカラ主催のプログラムでスピーチする小松。 |
| 写真2 |
FTG主催のプログラムでデモンストレーションを行う生産者と、それを観察する来場者。 |
004年5月11日
カトマンズ事務所長 小松豊明
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