手工芸品未来展「時の彩り」
◆アートな空間ができた!◆
去る三月七日(金)、八日(土)に飯田橋コートメダリオンにて手工芸品未来展が、総勢二十九名のボランティアの協力を得て開催されました。初日は冷たい雨の振るあいにくの天気の中でしたが、朝早くから多くのボランティアの協力で、板張りの広いフロアにゆったりとアートが展示され、ライトアップをすると雰囲気良く仕上がり、一同自信を持って開場したのでした。ミティラアートの小物や絵画販売、ミティラアート以外の特別販売コーナー、チャイ(ミルクティ)コーナーの他、七日には磯野理事率いるマユールというグループの華麗なネパール舞踊、八 日はとちぎ架け橋の会のKAKEHASEEDSによる劇の熱演と盛りだくさんの内容で、来場者も楽しく時間を過ごしてくれました。八日は快晴を迎え両日で総勢二百三十名の方が来場されました。惜しむらくは、このアートへの新しい関心層に対するアプローチが及ばなかった事で、今後の課題となりました。今後、地方開催も実施していきたいと思いますので、関心のある方はクラフトリンク担当までご連絡下さい。
◆アジットさん大活躍◆
ミティラアートを生産している手工芸団体JAC(Janakpur
Art&Craft)のアジット代表を招聘し、アートの実演や体験指導およびパネルディスカッションに参加してもらいました。アジットさんは生まれて初めての海外とのこと。常設店に飾られているJAC商品を見つけては歓声を上げていました。朗らかな笑顔の彼も、筆を持つと厳しい顔つきで体験者の絵のチェックをしていたのはさすがプロ。パネルディスカッションでは指針の報告に続き、ネパールの女性の暮らし振りなどを中心に報告を頂きました。
◆クラフトリンク指針発表◆
今回の未来展を皮切りに手工芸品活動は「クラフトリンク」として活動を進めていきます。手工芸品(クラフト)を通じて、地球上の人々をつなげて(リンクさせて)いこうという活動です。未来展では、これまでの調査結果を踏まえた活動指針の発表も行ないました。全文ご希望の方は東京事務所までお問い合わせ下さい。
(クラフトリンク 森田恵)
シャプラニール30周年記念企画in関西
「ネパールの小宇宙・ミティラアート展」

3月9日、大阪でもミティラアート展を開催しました。30周年に際し、京都・奈良・せっつわくわく広場・南大阪の4連絡会メンバーが合同で企画しました。雪の降る寒さにも関わらず、100人を超える方々にお越しいただきました。ミティラ画から垣間見られる生活の様子に見入る人。モティーフの説明に聞き入る人。ミティラ画を描くことに集中している人。ミティラ画の描かれたジャナクプール同様、ゆっくりとした暖かい雰囲気が会場に満ちていました。イベント後の交流会ではネパールと大阪間にある共通の問題に話題が移ることもあり、遠くの問題として放っておくことはできないという気持ちが参加者にあふれているように感じました。関西でもシャプラニールの輪をさらに広げていきたいね、と大変盛り上がった一日でした。
(会員・シャプラニール元スタッフ 遠藤絵理子)
|