特定非営利活動法人 シャプラニール= 市民による海外協力の会(地図・住所) TEL:03-3202-7863 FAX:03-3202-4593
活動の規模-その1「ダッカ事務所の概要」
シャプラニールの活動の原点であり、創立以来30年にわたってかかわり続けているここバングラデシュには、日本から活動見学や視察などで毎年、年間200人以上の方々が訪問されます。スタディツアーなど、グループでまとまった期間来られる場合には首都ダッカはもちろんのこと、農村部や都市部でのプロジェクト地を訪ね歩き、活動の様子を実際に目にしていただくことができます。しかし、関心はあってもそこまでできないという方が、むしろ大多数であろうと思います。そこでこのコーナーでは、私たちがバングラデシュで行っている活動(プロジェクト)の実情を、皆さんからの質問も受け付けながらできるだけ分かりやすくお伝えしていきたいと思います。ご質問はダッカ事務所の代表アドレス(bdoffice@shaplaneer.org)までお寄せ下さい。多くの方にきかれる内容から順次、まとめてお答えしていきます。質問のない場合でも、更新は可能な限り頻繁に行っていくことにします。 さて、それではまず今回は、私が普段仕事をしているダッカ事務所の様子をご紹介します。2002年10月現在、農村部に設置した4ヵ所の事務所(CDC/地域活動センター)とパートナー団体1つ(事務所は2ヵ所)を通して農村開発プロジェクトを、また別のパートナー団体を通してストリートチルドレン支援プロジェクトを、シャプラニールでは展開しています。これらすべての活動を統括する本部として、ダッカ事務所が設置されています。2002年5月に現在の場所へ移転しました。鉄筋2階建ての建物を敷地とあわせて借り上げています。1階部分に事務用の部屋が2つと食堂。中2階に資料室があり、2階には会議室と短期出張者用の簡易宿泊部屋が2つ。駐車場には3台の車が置いてあります。事務所長の私ともう一人の駐在員、藤崎がいる他はすべて現地で採用したベンガル人(バングラデシュの人をこう呼びます)スタッフです。職種と人数は次のとおり。( )内はそのうちの女性の数です。 ・事務所長 1人 ・駐在員 1人(1人) ・プログラム・オフィサー 4人…※ ・プログラム・アシスタント 2人(2人) ・総務主任 1人…※ ・会計主任 1人…※ ・会計補佐 1人 コンピュータ・オペレーター 1人 ・受付担当 1人 ・運転手 3人 ・掃除 1人(1人) ・料理 1人 ・門番 1人(注:他に外部の警備会社から2人) ・雑用 1人 ・総計 20人(4人) バングラデシュでNGOに就職することは、日本で例えていうならば、一流といわれる大企業に就職するのと同じような感覚です。ちなみに※印をつけた6人が、シャプラニール内での格としては最も高い位置にあることになります。彼らの給与は、日本円で考えれば月に2万数千円から5万円程度ですが、バングラデシュ社会の中ではかなりの高給といってもいいでしょう。こんなスタッフたちと一緒に日々、仕事を進めているわけです。日本の一般的なNGOと比べると夢のような環境に思われるかもしれませんが、ここバングラデシュではごく当たり前といっても過言ではありません。
(ダッカ事務所長:白幡利雄)