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カマイヤ再定住民支援活動

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カマイヤの子どもたち

ネパール西部タライ平野のバルディヤ郡ではカマイヤへの支援活動を行っています。カマイヤとは先住民族であるタルー族の農業労働者のことです。タライと呼ばれる平野地帯では40年ほど前に北側の丘陵地帯から移住してきた他民族がタルー族の土地を取り上げて地主となり、その後はタルー族を農業労働者として雇うようになりました。彼らはカマイヤと呼ばれ、契約によって働いていますが、労働に対する報酬がきわめて低く、多くが地主に対して債務を負っています。親が債務を返済出来ない場合、その子どももカマイヤとして労働しなくてはならず、実質的には食事のみを与えられて働く奴隷と同様の扱いを受けています。

しかし90年代初めにはカマイヤたちが政府に対して地主からの開放とともに定住するための土地を要求する運動が起こり、その結果カマイヤ人口の一部は自由を得ました。シャプラニールはパートナー団体であるSPACE(Society for Participatory Cultural Education)とともに、99年度からこれら元カマイヤの人たちを対象に、成人識字学級や食糧購入、収入向上のためのローン、保健衛生等の各種支援活動を開始しました。

写真:カマイヤ難民キャンプの様子

なおネパール政府は2000年7月に、カマイヤを地主の元から解放する通達を行い、多くのカマイヤたちが自由を取り戻しました。しかし住む土地もなく働く場所もない彼らは、キャンプ地に集まり、苛酷な生活を余儀なくされています。このプロジェクトは1999年4月から2003年6月までのプロジェクトでした。


SPACE~Society for Participatory Cultural Education~とは
SPACEは1979年にアメリカ人の神父によって設立されましたが、現在はネパール人だけで組織されており宗教活動は一切おこなっていません。ネパールのNGOの中では比較的長い活動経験があり、特に成人識字学級については、ネパール語以外の言語を母国語とする民族のために、それぞれの民族の言葉を尊重しながらデバナガリー文字(ネパール語で使用する文字)を学べるように独自の教科書を作るなど豊富な経験を持っています。

 

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