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オカルドゥンガ郡はネパールの東部丘陵地帯にあります。シャプラニールはパートナー団体であるCSD(Centre
for Self-help Development)と共に99年度から同郡内の4つの村で貧しい農民たちの生活改善支援を開始しました。また2001年度には対象地として隣接する一つの村を加え、現在は5つの村で活動しています。
山間部のオカルドゥンガ郡は急傾斜地が多く、かんがい用の水源も足りないため、稲作がほとんどできず、村人たちは稗(ひえ)や粟(あわ)などの雑穀を食べています。また、現金収入が絶対的に不足しているため、男性は出稼ぎに行くか、平野の町から山のバザールに商品を運ぶポーター(荷担ぎ)で生計をたてています。識字率は低く、乳幼児死亡率が高い典型的な貧困地帯です。またこの地域にはネパール政府が車道を建設中で、これが開通するとポーターの仕事が激減し、村人の生計に大きな変化が起こることも予想されます。
この事業はこうした厳しい状況にある村人たちが、自力で生活を向上させていくことを支援するものです。バングラデシュと同様、対象住民の組織作りを柱にしながら、貯蓄・融資、教育、農業、保健衛生や小規模インフラの分野における生活基盤の強化を図るとともに、人材育成のために対象住民に対して各種研修の機会を提供しています。
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CSD
~ Centre for Self-help Development ~ について
CSD は1991年にネパール農業開発銀行の元職員らが中心になって設立したNGOです。幹部スタッフの多くが前職で貧しい農民へのローン融資に携わった経験がありますが、貸付額を増やすことばかりに熱心な銀行のやり方に疑問を持ち、本当に農民の生活をよくするための活動を始めたいと考えCSDを設立しました。
CSDは「ネパールの貧困問題はネパールの貧しい人々自らが解決しなければならない」とうい強い信念を持っており、そのためには家事でも農作業でも大きな役割を果たしている農村の女性に教育の機会を与えリーダーシップを取れるようにすることが大切だと考えています。
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