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パタン市における働く子ども支援

Home > 活動紹介 > ネパールでの活動 > 働く子どもたちへの支援

ネパールの働く子どもの現状

残飯を食べる子ども

CONCERN NEPAL撮影

首都カトマンズに隣接するパタン市は近年商業地域として発展してきており、商店の数等も増えてきています。それに伴い、商店等で働く子どもたちやいわゆるストリートチルドレンの数も、カトマンズから移動してくる子どもも含め、増えています。UNICEFの調査によると、ネパール全土で約3,700人といわれますが、パタン市だけでも約400人のストリートチルドレンが確認されています。(ネパールの働く子どもたちの詳細はこちら

ネパールの働く子どもたち
CONCERN NEPAL撮影

こうした子どもたちは、心身ともに成長する大事な時期に、肉親などの愛情と保護から切り離された過酷な生活を送っていること、そして、政府やNGOによる支援などから取りこぼされている子どもが数多く存在している現状があります。

ネパールの働く子どもたち
CONCERN NEPAL撮影

そこで、シャプラニールは活動内容を検討する際の方向性を見出すことを目的に、働く子どもたちの実態調査を行いました。その調査結果をもとに、子どもたちにとって何が必要かを考え、2つのNGOとパートナーを組み、それぞれの個性や得意分野を活かした活動を進めていくことになりました。


活動の目的

以下の共通認識のもと、2つのNGOをパートナーに活動を進めていきます。

  1. 子どもたちが直面する不当な扱いや搾取を軽減し、生活環境の改善を目指す。(その背景には、子どもたちも大人と同様に働かなければならない事実を認めたうえで、その子どもたちが本来持っている権利の実現を通して彼・彼女らが置かれている厳しい状況を改善していく)
  2. 普段自らの家庭から離れた環境で暮らす子どもたちが安心して過ごせる居場所を創出する。

活動内容

JAFON(Jagaran Forum Nepal)
−元ストリートチルドレンが自分の経験を元に−

団体概要 元ストリートチルドレンの若者9名が、ごみ収集などをする会社組織Prayasを結成。その利益の一部をJAFONの資金として蓄え活動資金としてきた。これまでは、子どもたちとのコンタクト、市民権取得サポート、小規模ビジネス目的のローン提供、職業訓練施設への紹介などを行ってきた。メンバー自らがストリートチルドレンとしての経験をもつため、子どもの立場に立った見方ができ、子どもたちとの信頼関係やネットワークの広さが強みである。
期間

2007年7月末をもって終了しました

対象 パタン市内のストリートチルドレン(青年層も含む)
活動内容

子どもたちが安心して過ごせる場所を提供し、子どもたちが自らの保護と自立的発展のために行動する環境づくりを目指す。

  1. スクラップ回収所:子どもたちが集めてきたくずを適正な価格で買い取ることを目的とした回収所。
  2. 食堂:残飯など不衛生な食事をすることの多い子どもたちに、適当な料金で衛生的な食事を提供。
  3. 宿泊施設:雨露をしのぎ安心して眠ることのできる場所。ここでは、水浴びの施設や身の回りのもの預けるロッカーを設置

CAP-CRON
(Center to Assist and Protect the Child Right of Nepal)

−人権の専門家の立場から−

団体概要 子どもの人権分野を専門とする弁護士の有志数人が集まり1991年に立ち上げたNGO。ストリートチルドレンなどを対象にした法的サポートを中心に活動。全国で175人のボランティア(弁護士、ソーシャルワーカー、ジャーナリストなど)が活動を行い、警察に拘留されている子どもに対する法律支援やカウンセリングを行う。
期間 2004年12月〜2008年3月(3年4カ月)
対象 困難な状況の元にいるワーキングチルドレン(くず拾い、使用人、ポーター、レストランやバーで働く子供、テンプー車掌)
活動内容

移動クリニック、子どもクラブ、教育や技術訓練、その他、子どもの雇用者などを含むコミュニティの巻き込みが活動の柱となる。

  1. 子どもの権利に対する啓蒙活動:対象となっている子どもたちのみならず、周りにいる大人も含めて子どもの権利に対する正しい理解を広める。
  2. 子どもクラブ:子どもたちがこれまでのつらい経験や思いを共有できるための場所
  3. ステークホルダーコミティの結成:子どもたちの雇用主や警察官、テンプー運転手などから構成され、子どもたちに対する支援を行う
  4. 法的サポート:警察に拘留、逮捕された子どもの釈放から、市民権取得に必要な書類作成まで、さまざまな場面で子どもたちに対する法的支援を行う
  5. 技術訓練:子どもの希望と、その職業の需要などを考慮して技術訓練を選び実施す
  6. 移動クリニック:定期的に巡回し、子どもたちの健康チェックを行う。簡単な治療も行う
  7. 青空教室:決まった場所で定期的に教室を開く。子どもたちの仕事との兼ね合いを見ながら、時間や場所を設定する。
  8. カウンセリング:専門的な知識や研修を受けたスタッフが子どもたちと接触をしながら、必要な子どもに対してカウンセリングを行う。
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